2013年01月16日

医師にも不可欠の年俸交渉術

萩原裕也
サウスダコタ大学家庭医療科アシスタント・プロフェッサー

 ○月×日、いつもより1時間早く出勤。来年度(10月以降)の契約交渉に望むためだ。私の場合、給料は年俸制。毎年春から夏にかけて、プロ野球選手の契約更改のように、病院と面談・交渉をする。今日ばかりは、スーツに袖を通した大リーガーの気分だ。

 私が勤務するのは地域の小規模な病院のため、病院最高責任者との直接交渉になる。過去1年間の診療業績が良好なら、その度合いに応じてボーナスも出る。アメリカでは主流の方式だ。続きを読む