2014年01月31日

「イスカンダル計画」の地で医療マネジメント会議

所属病院グループのマネジメントセミナー“傍聴”記

大西洋一
ラッフルズジャパニーズクリニック院長

 「今年も女子会に参加するのを楽しみにしていたけれど、急に仕事が入って日本に帰れなくなりました。すみません」。昨年の秋、私はこのようなメールを出す羽目になりました。

 10月最初の日曜日、東京駅前のKITTE(2013年3月にオープンした大型商業施設)内のレストランで開催予定の、医学部同級生女子10人が集まる食事会に参加するのを楽しみにしていた私ですが、病院行事が急きょ入ってしまいキャンセルすることになったのです。「女子会」とはいっても、私の同級生ですから今や皆さんほとんどがお母さんです。続きを読む

2014年01月22日

「イヤ〜な予感」の重大性を再認識した一例

「挿管してほしい」と訴えた“ベテラン”患者

日比野誠恵
ミネソタ大学ミネソタ大学病院救急医学部准教授

 26歳の白人男性が、2日間にわたる呼吸困難を主訴に来院しました。私を見るなり、「先生、どうにも気分が悪いので、私に気管挿管してください」と言います。バイタルサインを見ると、収縮期血圧が80mmHg台ですが、頻脈というよりは徐脈。頻呼吸もなく、SpO2も97%というところ。本人の話では、血圧はいつもこんな具合だそうです。続きを読む

2014年01月15日

フェラーリをあきらめて博士課程へ…

川口 敦
アルバータ大学(Stollery Children’s Hospital)小児集中治療クリニカルアシスタント
同大学公衆衛生大学院博士課程疫学専攻

 2013年の夏から、私は疫学分野の大学院生となりました。

 このKUROFUNetの執筆者の中にも、日本国外の大学や大学院を舞台に学んだり研究したりという方がいますが、国内であれ海外であれ、学生となるためにはまず学費の確保が大きな問題になります。日本であれば学生は学業の合間を縫ってアルバイトに励むのでしょうが、海外ではどうでしょうか?続きを読む