2013年02月07日

親族以外からの生体腎移植が広がるアメリカ

提嶋淳一郎
マイアミ大学外科腎膵移植部門准教授/ジャクソン記念病院外科医

 私は日本とアメリカで、人工透析や移植手術というかたちで腎不全患者とかかわってきました。この領域における両国間での違いを整理したうえで、最近アメリカで見かけるようになった、ちょっと特殊な生体腎ドナーのお話をしてみようと思います。続きを読む

2012年02月10日

移植外科フェローに、やる気がない人も応募してくる理由

アメリカで外科レジデント、フェローになるには Vol.2

提嶋淳一郎
マイアミ大学外科腎膵移植部門准教授

 もうすぐ、今年の移植外科フェローのインタビューが始まります(レジデントのインタビューは既に終わったところです)。前回は外科レジデントの書類審査の基準について見てきましたので、今回は晴れてインタビューに呼ばれてからランキングされるまで、そしてレジデンシーとは少し違うフェローシップの選抜についてお話しします。続きを読む

2011年08月02日

9割近くも落とされる書類審査の基準とは?

アメリカで外科レジデント、フェローになるには Vol.1

提嶋淳一郎
マイアミ大学外科腎膵移植部門准教授


 アメリカでは、毎年7月になると、新しいレジデントやフェローを迎えて新たな年度が始まります。私が関係する部署でも、本年度は6人の外科カテゴリカル・レジデントと3人の移植外科フェローが研修を始めることになっています。そのほか、卒後1年目(post-graduate year 1;PGY1)の外科レジデント(インターン)が、毎月、移植外科を回っていきます。続きを読む

2011年01月26日

チャリティーやるなら楽しく!

マイアミ大学外科腎膵移植部門准教授
提嶋淳一郎


 皆さん、はじめまして。マイアミ大学の提嶋(さげしま)です。腎膵移植部門で外科医として働いています。アメリカで生活してみると、日本にいた頃は常識だと思っていたことが非常識とされることもままあり、文化の多様性に戸惑うことが少なくありません。そして、私の認識は物事のほんの一面をとらえたものに過ぎなかったということを痛感させられます。この連載では、そんな「井の中の蛙」な私の経験を少しずつつづってみようと思いますので、気楽に読んでいただければ幸いです。続きを読む